[char no=”6″ char=”西野特派員”]立命館大でどんな勉強を?[/char]
[char no=”8″ char=”深美さん”]産業社会学部で街づくりを勉強していました。[/char]
[char no=”6″ char=”西野特派員”]ふるさと岡山の街づくりですか。[/char]
[char no=”8″ char=”深美さん”]私の先生は商店街の復興を主に手がけていて、地域を盛り上げるというか。
大阪のある商店街を舞台にして何か盛り上げることを考えていこうと。[/char]
[char no=”6″ char=”西野特派員”]効果あるんですか。[/char]
[char no=”8″ char=”深美さん”]先生はいろんなところを再生されてきました。[/char]
[char no=”6″ char=”西野特派員”]法人保険営業マンも学びたくなりますね。
その勉強をして就職したんですね。[/char]
[char no=”8″ char=”深美さん”]損保会社の研修生になりました。
普通は社会に出てある程度経験を積んだ人が代理店になるというコースですが、私の場合新卒でいきなり代理店コースというのでしょうか、3カ月ごとのノルマを3年半達成したら卒業という。
その間は安田火災の社員ですが、嘱託社員というんでしょうか。[/char]
[char no=”6″ char=”西野特派員”]何で損保代理店を選んだんですか。
あ、そうか、当時は世の中の景気が悪かった時期でしたね。[/char]
[char no=”8″ char=”深美さん”]ちょうど就職氷河期の2年目です。
急に悪くなって。[/char]
[char no=”6″ char=”西野特派員”]それが影響しましたか。[/char]
[char no=”8″ char=”深美さん”]就職する気がなくて、アメリカに行きたいと思ってたんです。
甘ったれて。[/char]
[char no=”6″ char=”西野特派員”]いやいや、いいですね![/char]
[char no=”8″ char=”深美さん”]もっと世界を見たいとそのとき思ってて。
アメリカに行きたいなーと。[/char]
[char no=”6″ char=”西野特派員”]青年は荒野を目指す。[/char]
[char no=”8″ char=”深美さん”]私のメンターの1人である姉に相談したら、怒られまして。
「お前が私立大学に4年間行っている間に親はお前にナンボ使ってるんだ」と。
「行くのは自由だ。ただし自分で働いて金貯めて自分の金で行け」と。
そりゃそうだと思って就職活動を始めました。[/char]
[char no=”6″ char=”西野特派員”]就職氷河期に。[/char]
[char no=”8″ char=”深美さん”]受けたところ全部受かって、その1つが名古屋の上場企業でした。
1000人中1位指名してくれて。[/char]
[char no=”6″ char=”西野特派員”]1000人中1位指名!
すごい![/char]
[char no=”8″ char=”深美さん”]たまたまラッキーでした。[/char]
[char no=”6″ char=”西野特派員”]優秀な人は謙遜します。[/char]
[char no=”8″ char=”深美さん”]そこに入社しようと思ってたんです。
「入社したらすぐ海外に行ってくれ」と言われていて。
「幹部コースはそんなふうに昇進していくので頼むね」と言われました。[/char]
[char no=”6″ char=”西野特派員”]いいじゃないですか!
海外はどの辺り?[/char]
[char no=”8″ char=”深美さん”]東南アジアです。
繊維の会社だったので。[/char]
[char no=”6″ char=”西野特派員”]ところが。[/char]
[char no=”8″ char=”深美さん”]親に話したら、普通ならすごく喜んでくれるかと思いきや、私の母が、私は母をすごく大好きなんですけど、「おめでとう」と言ってはくれるのに、何か乗ってきてくれなくて。
「あれ?」と思ったら、実は父親が体調が悪いと。
調子が良くないと。「あなたがそこに行けばたぶん岡山には二度と帰ってこないだろうね」みたいなことを言われ(笑い)。
[/char]
[char no=”6″ char=”西野特派員”]え! まさか![/char]
[char no=”8″ char=”深美さん”]「あー、そうかー」と思って、代理店コースも受かっていたので、それにするという判断をしたんです。[/char]
[char no=”6″ char=”西野特派員”]親孝行ですね。[/char]
[char no=”6″ char=”西野特派員”]深刻な病気らしいお父さんの近くにいるために上場企業を蹴って代理店コースに?[/char]
[char no=”8″ char=”深美さん”]もう1つは代理店コースには「社長になれる」という惹句があって、「社長か-」と。
私の父はトラック運転手でしたが、父方の祖父母は両方商売人で、それなりに良かったらしいんです。
それが、祖父が戦後株で失敗して莫大な借金をつくって。[/char]
[char no=”6″ char=”西野特派員”]株はねぇ。[/char]
[char no=”8″ char=”深美さん”]小さいころから「お前商売に向いているんじゃないか」みたいなことを言われていたので、何となくですが、そういうのも代理店コースに行った背景にあると思います。[/char]
[char no=”6″ char=”西野特派員”]親孝行です。[/char]
[char no=”8″ char=”深美さん”]親のことは大好きなので。長男でもありますし。
でも、岡山に戻ったら父はすぐに元気になって、「あれー?」みたいな(笑い)。[/char]
[char no=”6″ char=”西野特派員”]吉本新喜劇みたいな(笑い)。[/char]
[char no=”8″ char=”深美さん”]元気になってくれてよかったですけどね。[/char]
[char no=”6″ char=”西野特派員”]で、代理店コースでは。[/char]
[char no=”8″ char=”深美さん”]今思うとクズでした。[/char]
[char no=”6″ char=”西野特派員”]クズ?!
どういうことですか。[/char]
[char no=”8″ char=”深美さん”]入って1年目は安田火災の上司がすごくかわいがってくれたんです。
大学出て社会人経験のない小僧に対して、厳しく、めちゃくちゃ優しく、教えてくださって。
その上司のおかげで1年間でほぼほぼ3年間の数字をつくったんです。
その人に褒められたくて一生懸命やってました。[/char]
[char no=”6″ char=”西野特派員”]いい上司に出会えたんですね。[/char]
[char no=”8″ char=”深美さん”]1年経ったらその人が転勤になって、私の中で目標がなくなってしまって。[/char]
[char no=”6″ char=”西野特派員”]今の言葉で言う「ロス」ですね。[/char]
[char no=”8″ char=”深美さん”]数字を上げるとか代理店コースを卒業するとかお客さんを喜ばせるとかが目標だと思うんですが、私の場合はその室長に喜んでもらいたいという気持ちが強くて、それが源だったんだと思います。[/char]
[char no=”6″ char=”西野特派員”]心酔していたんですね。[/char]
[char no=”8″ char=”深美さん”]だから室長がいなくなった瞬間私の中の全てが消えて。
出社義務があるので朝会社に行って、「行ってきまーす」と出て、お弁当買って、河原で夕方まで寝てる、みたいな。仕事をする気にならなくて、ほぼ毎日そんな生活でした。それくらい素晴らしい人だったんです。私にとっては恩人というか。[/char]
[char no=”6″ char=”西野特派員”]どこが良かったんですか。[/char]
[char no=”8″ char=”深美さん”]むちゃくちゃ厳しいんです。[/char]
[char no=”6″ char=”西野特派員”]どんなところが?[/char]
[char no=”8″ char=”深美さん”]数字に対してはものすごく厳しかったですね。
数字が出てないと「なぜ出ないのか」と。
今で言うPDCAみたいなものをそこで教わったような気がします。
なぜ数字をつくるのか、数字のつくりかた、そんなことを教えてくれると同時に、同行もバンバンしてくれました。
オンとオフがしっかりしていて、夕方になって私たちが一生懸命やっていると「まだ終わらないのか?」とウロウロし始めるんですね。
「もう少しで終わります」「早く終わらせろや」。
何をするかと言ったら、飲みに行くんですけどね。
そこではまた、昼は厳しいのに「数字なんかどうでもいいんだよ」と。[/char]
[char no=”6″ char=”西野特派員”]人間味がありますね。[/char]
[char no=”8″ char=”深美さん”]本当はすごい出世コースの方だったらしいんですが、体を壊してそのコースから外れて。上を目指していないから、裏で私たちを守ることに徹してくれてたんです。
絶対に一人も辞めることがないようにって。
そういうところ、沖野先生とすごくかぶってます。[/char]
[char no=”6″ char=”西野特派員”]話を聞きながら私も沖野さんが浮かびました。[/char]
[char no=”8″ char=”深美さん”]今さらながらすごい人に出会えたと思います。[/char]
[char no=”6″ char=”西野特派員”]尊敬してやまない上司の転勤で、心にぽっかり穴が開いたんですね。[/char]
[char no=”8″ char=”深美さん”]本当に、何をしたらいいんだろうって。
意味が分からないでしょうけど(笑い)。[/char]
[char no=”6″ char=”西野特派員”]はい。分かりません(笑い)。[/char]
[char no=”8″ char=”深美さん”]周りは期待してくれるんですが、私には仕事をする理由がいきなりなくなってしまって。
そうなると数字が出ません。損保なので過去の数字だけで生きている。
そんな中で結婚して。[/char]
[char no=”6″ char=”西野特派員”]おめでとうございます。[/char]
[char no=”8″ char=”深美さん”]責任を持って仕事をしなければいけないのに全然せず(笑い)。[/char]
[char no=”6″ char=”西野特派員”]ある意味豪快でありロックです。[/char]
[char no=”8″ char=”深美さん”]何とかギリギリで、最初の1年目の数字で代理店コースを卒業しました。
食べていけないので、妻の給料で食べさせてもらってました。[/char]
[char no=”6″ char=”西野特派員”]損保代理店として独立創業ですね。
1997(平成9)年のことです。[/char]
[char no=”8″ char=”深美さん”]自宅兼店舗として、2階に住んで1階を事務所として使いました。[/char]
[char no=”6″ char=”西野特派員”]それから2008(平成20)年にFPとして独立するまでずっと損保を?[/char]
[char no=”8″ char=”深美さん”]その間に金融ビッグバンがあって生保もできるようになって、L字崩しなどの教育を受けて多少なりともやる気にはなったんですけど、「保険屋」というのに誇りを持てず、辞めたいという思いがいつも頭にありました。[/char]
[char no=”6″ char=”西野特派員”]そこ、多くの人が苦しむところなのでもう少し詳しく教えてください。
いやな経験が積み重なったんですね。[/char]
[char no=”8″ char=”深美さん”]それはもう、そうです。
入社して偶然喫茶店で友達に会ったりするわけです、地元に戻っているので。
「いま深美は何やってるの」「こういうところで」「おれ保険入れんけぇよぉ」と一発目に。
こいつは友達じゃないなと思いましたけどね。
わたし何も言ってないですよ。
それなのに「保険入れんけぇよぉ」って一発目に言うねぇーって。[/char]
[char no=”6″ char=”西野特派員”]言われた気持ちよく分かります(笑い)。
私は頭の中で何十人も殺してます。
ほかにはありますか。[/char]
[char no=”8″ char=”深美さん”]そんなのが多かったですね。
名刺を出したら向こうが言葉に詰まるとか。[/char]
[char no=”6″ char=”西野特派員”]「言葉に詰まるようじゃ恋は終わりね」はサザンオールスターズの「いとしのエリー」の歌詞ですが、保険営業マンにとっては「営業の終わり」。[/char]
[char no=”8″ char=”深美さん”]相手が一歩引くといいますか、電話かけたら出てくれないとか(笑い)。
そういうことがいろいろあって、何となく卑屈になってて、ネットワークビジネスなんかに手を出してた時期です。[/char]
[char no=”6″ char=”西野特派員”]え? 何でそこでネットワークビジネス?[/char]
[char no=”6″ char=”西野特派員”]ネットワークビジネスに行ったきっかけを教えてください。[/char]
[char no=”8″ char=”深美さん”]姉が化粧品の販売でけっこう稼いでいたんです。
日本のちゃんとしたメーカーで、売り方にネットワークを取り入れてて。
姉は月に200万とか稼いでて。[/char]
[char no=”6″ char=”西野特派員”]やり手ですね。[/char]
[char no=”8″ char=”深美さん”]やり手です。
その姉に「上場会社といっても、結局サラリーマンになるの?」みないなことを言われたのも、岡山に戻った理由です。
重みありますよ200万、本当に稼いでいるんですから(笑い)。
それで姉から営業を教わってたんです。
必然的に姉の化粧品を手伝うようになって。
それからまた別のネットワークビジネスに出会って、姉がトップの人とつながって、必然的に私もするようになって。[/char]
[char no=”6″ char=”西野特派員”]お姉さん思いですね。[/char]
[char no=”8″ char=”深美さん”]やってると楽しいんです。27やそこらの小僧が「夢! 月100万!」とかにはまっていくわけです。
「人を喜ばせて自分も健康になってこんなステキな仕事はない!」みたいな(笑い)。
「在庫を持たせるのは相手にとって善なんだ」と。
今なら「うそつけ!」と突っ込みたくなるようなことをやってました。[/char]
[char no=”6″ char=”西野特派員”]子や孫をつくっていくんですよね。
下が動かないと駄目でしょ。[/char]
[char no=”8″ char=”深美さん”]動こうが動くまいが、下が買ってくれたらいいので、買わせるんです。[/char]
[char no=”6″ char=”西野特派員”]深美さんも買わないといかんのですよね。[/char]
[char no=”8″ char=”深美さん”]そうです。もちろんです。[/char]
[char no=”6″ char=”西野特派員”]儲かりましたか?[/char]
[char no=”8″ char=”深美さん”]私はおかげさまでトントンくらいです。
でも、自分の消費も入れて計算したらどうだったかなと思います。
多くの人は買っただけで終わってしまいますが、私は曲がりなりにも保険営業をしていましたから、行き先はありますし、話もそれなりにできました。
でも、良くなかったですね。[/char]
[char no=”6″ char=”西野特派員”]一直線の人生より、そういうひどい経験をするほうが大事だと思います。[/char]
[char no=”8″ char=”深美さん”]はい。ひどいです(笑い)。[/char]
[char no=”6″ char=”西野特派員”]ネットワークビジネス、やるべきじゃなかったと思いますか。[/char]
[char no=”8″ char=”深美さん”]今の知識なら絶対に選択しないです。[/char]
[char no=”6″ char=”西野特派員”]なぜですか?[/char]
[char no=”8″ char=”深美さん”]しがらみが多すぎます。
ネットワークビジネスをしていると営業力がない人がメンバーに入ってきたら営業力のある私がついていってその人のを売ってあげるとかしないといけません。
でもそういうことをしている限り、その人は育ちません。

「行動しないと何も変わらない」と五島先生や沖野先生が言っていますが、本当にそのとおりなんです。
でも、何もしない人がいて。
私はバタバタしていてその人のを売ったりしているけれど、私に入ってくるのはたかが知れてて。そんなことが土日や夜に続くんです。
「今夜10時からアポなんで一緒に行ってもらえませんか」と。
休みなしでやってきました。[/char]
[char no=”6″ char=”西野特派員”]創業者が儲かる仕組みです。[/char]
[char no=”8″ char=”深美さん”]高いスーツ買ったり、うそをついて稼いでいるふりをしたり(笑い)。[/char]
[char no=”6″ char=”西野特派員”]でしょうねぇ。良心の呵責というか、自分は何をやってんだとか思うようになりませんでしたか。[/char]
[char no=”8″ char=”深美さん”]少しずつハテナが増えて洗脳が解けていって、「あれー?」みたいな。
信じてやっている人もいますので、洗脳という表現が正しいかどうか分かりませんが。[/char]
[char no=”6″ char=”西野特派員”]いえ洗脳です。
集団催眠です。どう考えてもおかしな仕組みです。[/char]
[char no=”6″ char=”西野特派員”]このほかにも寄り道はありますか。[/char]
[char no=”8″ char=”深美さん”]私は保険に戻ったんですが、姉がまた新しいのを始めて。私は「絶対にしない」と断ったんです。でもそこの社長が魅力的な人で、会っているうちに好きになってしまって「じゃあやります」と。[/char]
[char no=”6″ char=”西野特派員”]あちゃー。ネットワークですか?[/char]
[char no=”8″ char=”深美さん”]はい。でも当然うまくいきません。同じ展開になるんです。私は売れるけど、周りの人はできない。周りから頼られる。でも本人は動かない。同じ失敗をまたやったなと思いました。[/char]
[char no=”6″ char=”西野特派員”]今度こそ三度目の正直で。[/char]
[char no=”8″ char=”深美さん”]2003(平成15)年でしたか安田火災が損保ジャパンになったときにソニー生命やプルデンシャルのOBがアドバイザーとして入ってきたんです。そのプロジェクトに私が参加することになって。ソニー生命OBの松本さんという素晴らしい人に話を聞いて、生命保険の見方がガラッと変わりました。[/char]
[char no=”6″ char=”西野特派員”]出会いが人生を変えます。[/char]
[char no=”8″ char=”深美さん”]要は、生命保険は愛の象徴だということをご自身の経験を踏まえてお話になって。情熱型の人でした。「あ、そうか。保険はそんなに素晴らしくて貴いものか」とまた洗脳されて。すぐにはまる(笑い)。[/char]
[char no=”6″ char=”西野特派員”]素直なんですよ。[/char]
[char no=”8″ char=”深美さん”]そこから生命保険に目覚めて、個人保険のセールスプロセスですね。ソニー生命では当たり前のものが損保ジャパンにはなかったんです。チームを組んでみんなで勉強して、オウム返しやブーメラントークなどを一生懸命やりました。生命保険を手にしたことで、MDRTには行かないものの300万、400万、500万と増えるとうれしくて、より力が入りました。ところがそのころ右翼と揉めてて。[/char]
[char no=”6″ char=”西野特派員”]右翼?![/char]
[char no=”6″ char=”西野特派員”]何で右翼に?[/char]
[char no=”8″ char=”深美さん”]先輩から「行けないので代わりに行ってくれ」と言われて私が行ったんです。「うわ、この人怪しい」と思ったんですが、普通に契約をくれました。ところが、向こうが言ったことをしたのに、何か事故が起きると豹変して。こんなのやってられないと思って、辞めようと。[/char]
[char no=”6″ char=”西野特派員”]真っ当な右翼もいるのですが、ちょっとタチの悪いチンピラ右翼ですね。[/char]
[char no=”8″ char=”深美さん”]姉に相談したら「よく当たる占い師がいるから行ってみなさい」と言われて。行ってみたら、私の仕事は「公務員か緑に関わる仕事がいい」と。[/char]
[char no=”6″ char=”西野特派員”]さらっとおっしゃったけど、占い師を訪ねるのは本当に悩んでいて、何か光を探していたわけですね。[/char]
[char no=”8″ char=”深美さん”]公務員は年齢的に難しかったので、では緑に関わる仕事は何だろうと。岡山県に美甘村(みかもそん)という地域があります。私の名字の深美と美甘村の「美」が同じなので縁がある、では美甘村に行こう、美甘村には何の仕事があるんだろう、そうだフォレスターだ。[/char]
[char no=”6″ char=”西野特派員”]フォ、フォレスター?[/char]
[char no=”8″ char=”深美さん”]木こりです。[/char]
[char no=”6″ char=”西野特派員”]木こり!? [/char]
[char no=”8″ char=”深美さん”]木こりなら営業もないし、やっていけるんじゃないかと妻に相談しました。妻は私のよき理解者で、というか、言っても聞かないというのもあるんでしょうが、「いいよ」と。いつも「いいよ」と言ってくれるんです。[/char]
[char no=”6″ char=”西野特派員”]深美さん、優しい顔をしているのに案外鉄砲玉ですね。[/char]
[char no=”8″ char=”深美さん”]で、見に行って、フォレスターになると決めて、森林組合に行ったんです。「フォレスターになりたい」と。担当してくれた人がそこの拠点長というか一番偉い人で、「なぜだ」と。[/char]
[char no=”6″ char=”西野特派員”]志望動機ですね。[/char]
[char no=”8″ char=”深美さん”]かいつまんで伝えたら、その人が「うーん」と悩んで。「君は僕の息子とほぼ同じ年だ。息子がフォレスターになると言ったら全力で止める。そんな簡単な仕事じゃない。君はやるべきではない。そんな根性ではできない。うちでは紹介できない」と。[/char]
[char no=”6″ char=”西野特派員”]いい人に出会えましたね。人手不足の業界ですから、喜んで迎え入れてもいいものを。その人は深美さんの10年後20年後30年後を見てくれたんでしょうね。[/char]
[char no=”8″ char=”深美さん”]今思えばターニングポイントの1つだったかも。[/char]
[char no=”6″ char=”西野特派員”]深美さん、ターニングポイント多すぎです(笑い)。[/char]
[char no=”8″ char=”深美さん”]右翼の件も落ち着いてきて、さて何をしようと。今思うと、これは安田火災から損保ジャパンになる前の話です。[/char]
[char no=”6″ char=”西野特派員”]なるほど。損保ジャパンの前の時代の話でしたか。[/char]
[char no=”8″ char=”深美さん”]で、損保ジャパンになって、生命保険営業をやるようになったのですが、損保ジャパンが業務停止になってしまって。[/char]

その2に続く・・・深美隆さん(48歳)その2へ